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33. 直観を使う時 【就活おみくじ】

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 「なぜそうしたの?」と聞かれて「直観で」と言う人は非論理的な人だという批判的な評価を受けることがあるかもしれません。信頼できるデータがあるにも関わらずなんとなく楽そう、よさそうな方を選ぶ人がいます。
 物事を決める時の手順は3段階で、まず「情報取集」、次いで「調整(思考)」、最後に「選択」です。情報を集めて短期的、長期的に求められる労力やその対価について検討し、時として相手と条件を交渉(調整)します。仕事選びでは、休みが多く取れるか、給与は高いか、駅から近いかなどを気にする人がいますが、実はほとんどの人が全く同じことを考えています。より得をするような、または損をしないような選択をするのは論理的です。でも、本当にこれだけでいいのか、と何度も考えてもまだ決められない。そこで自分の「直観」を信じて選ぶ。
 どんな直観がより望ましいのかを示唆した米国のコンサルタントがいます。スタンフォード大学の博士課程出身のジェラットが提唱した「積極的不確実性」という意思決定理論です。「積極的」と「不確実」は矛盾する組み合わせのようにも感じるかもしれません。情報を多く集めても未来は誰にも予測できない、論理的な選択は誰がやっても同じ結論になる、未来は不確実だからこそ自分の心の声を信じよう、という提案です。重要なのは、より能動的な、より積極的な選択は何か、と考えることす。ストレートに言えば、「大変そうに見える」方を、あるいは「地味に見える」方を選んでみるとも言えるでしょう。よりハードかもしれないが、未来の自分のためにこれ位の苦労はしよう、でもいつかきっと・・・、という姿勢とも言えます。
 逆の言葉に「易(やす)きに流れる」があります。これは人はより簡単な方を選びがちという意味ですが、楽な道を選んで得られるものはそれなりの、つまらないものになるかもしれません。
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32. 美しい人 【就活おみくじ】

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 新卒採用に向けた就活ではいやでも自分を他の人と比べるようになります。入りたい会社が有名で人気がある程多くのライバルがいることに気づきます。グループ討議で論理的な意見を言う人や積極的に発言する人を見て負けたような気持ちになったり、面接前の控室で周りが自分よりできる人ばかりのように感じたりするかもしれません。
 就職に有利な能力の高さだけでなく、天才的能力を持っている人、生まれた時からお金持ちの人、美しい人など自分にはないものを持っている人を見れば羨ましく感じるでしょう。憲法で法の下の平等が保証されているとしても、現実の世界には競争があり、勝ち負けが溢れています。けれども現在所有している何かによって価値を測る事が全てではありません。より良い状況を目指して努力し、どれ程変わったのかを測ることの方が「今及び今後」の観点からは大切です。現在完了形ではなく現在進行形で競いましょう。
  就職はゴールではなく、スタートです。そこからあなたがどこに向かってどれ位前に進むのかを見ている人がきっとどこかにいます。

31. 発見者の報酬 【就活おみくじ】

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 自分に適した仕事に就くためには、その仕事がどのような内容なのかを理解する必要があります。それが「職業理解」です。理解を深めるために会社説明会や会社訪問、インターンシップに参加するのは効果的です。「職業理解」に加えて就職準備で必要なのは「自己理解」です。自分ができること、自分がしたいこと、この二つが分かっていない人は応募しても採用されない、採用されてもすぐに辞めてしまうことが多いようです。良く分かっているようで分からないのが自分のことです。
 自分自身が何者なのかを明確に把握している人は殆どいません。人の心は言葉で説明できない部分があったり、五分前の思いが真逆に変わったりします。心は「揺れる」ものです。「ぶれない人」など実際にはどこにもいません。何故なら人は常に状況や環境の変化に順応しようとするからです。それでもぶれたり揺れたりする中で幾つかの共通部分、何度も立ち戻るような同じ場所が見えてきます。それが自分の性格とか価値観とか考えの「癖」です。

 自己理解は経済的な安定性を約束するものではありませんが、自分をまるごと受け止められれば心の安定性は得られるはずです。自己発見の報酬は数字では表せない価値あるものです。他人の意見に振り回されたり、人と比較して自分の境遇を嘆くよりは、前向きな生き方ではないでしょうか。

30. いつ始まるのか?【就活おみくじ】

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 3月に卒業して4月に社会人になる。日本では当たり前です。一方で卒業後数か月も世界を旅する欧米の若者がいます。就職前にそんな自由が許されるのは羨ましい気がします。日本では採用側もされる側も生存競争が厳しい。「遊んでいる」と見なされるのが怖い。そして入社したらしたで「なかなか学生気分が抜けないね」などと言われることも。学生時代の夜型の生活が変えられず朝起きられない人は少なくないでしょう。授業をサボった人も、会社では遅刻しないのは当たり前。始業時間を守れない人は会社が決めた他のルールも守れないはずと見なされます。古い生活パターンを捨てなくてはならない時が来ます。 

 新しい状況に適用するためには以前大事にしていた何かを手放す必要があります。米国のコンサルタントで大学の講師も務めたウィリアム・ブリッジズはトランジション(転機)について、「何かの終り」 → 「ニュートラル(中間)」 → 「何かの始まり」、の順序で状況が変わってゆく、と述べています。「始まりがまずある」のではなく、「終りがまずある」。人生はずっと続くのだから、新しい始まりの前に古いことの終りがある。両手に古いものを抱えていたら新しいものつかむことはできない。古いことにこだわりを持つ限り新しい始まりはやってこない。キャリアにも断捨離が必要です。
プロフィール
ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

マニー

Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

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