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62. プロとアマの違い 【就活おみくじ】

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 プロ、またはプロフェッショナルの意味には二つあります。「プロ野球選手」の「プロ」は「その仕事によって得た収入で生活する人」の意味で使われます。一方「プロの凄ワザ」のような言い方においては、特に優れた能力を持っているトップクラス、の意味に加えて尊敬の念が含まれています。
 人間社会はあらゆるモノ・サービス・制度が階層的に構成されていて、競争者が競い合って上位を目指す仕組みが世界中どこに行っても作られています。(そのこと自体、生物学的には驚きに値する気がします。)また競争には必ずルールがあり、そのルールの中で競い合い、人、或いはチームや組織の優劣・順位が決まります。ランキング・番付は常に社会の関心事です。ルールは基本的にはシンプルで誰でも様にわかるものばかりです。理由は複雑すぎると優劣の判定が困難になるからです。

 そのルールを熟知し、自分の能力を、長所だけでなく弱点まで含めてしっかり把握しているのがプロフェッショナルです。プロは難しいこともさらりとやってのけます。アマチュアはプロの真似をしてみるものの、うまくいかない。簡単そうに見えてもやってみると意外に難しいことばかりです。それでアマチュアは自分にとってやりやすい方法を思いつき、できたつもりになります。まぐれで上手くできても実は無理があって体を痛めたりもします。それが「自己流」です。
 ところで先ほど一番目の「プロ」の意味は働いてお金を稼ぐ人、と言いました。ならば働いているあなたは「プロ」ですから(パートでもアルバイトでも)貰うお金に見合うだけの仕事はきっちりしなくてはならない、そう思いませんか?


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61. 勝ちパターンを探せ 【就活おみくじ】

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 プロ野球のピッチャーには決め球があり、相撲取りには決め技があります。プロレスラーなら必殺技です。戦う人は勝率の高い得意技を持っていて、どのタイミングで技をかけるか、を考えてチャンスを狙っています。得意技に持ち込むためには試合の流れを掴んで、徐々に場を整えてゆきます。相手に気づかれないよう素早く動いたり、相手を惑わせるようなフェイントをかけることも必要です。そうやって勝ちパターンを編み出します。
 得意技は一夜にして生まれるような簡単なものではありません。自分の能力を最大限に生かせるやり方を試行錯誤しながら編み出します。時間をかけ、秘密練習もしているかも知れません。そして多くの場合、得意技の習得にはコーチや仲間の助言、協力が欠かせません。イチローのようにひたすら自分と向き合って練習する人もいますが、それはむしろ例外です。資格を取るために親にお金を出して貰う人や自分の貯金を使うひともいるでしょう。

 就活の場合、スポーツの競争相手とは違い「採用してもらう」立場なので対等ではありません。自分の得意技を繰り出すような余裕は殆どないでしょう。「採用されたい(勝ちたい)」気持ちから力み過ぎたり、「なんでもやります!」と勢いだけ良かったりと却ってマイナス点をつけられてしまう危険もあります。面接で「平常心」を保つため、秘密練習をしましょう。
 面接の場で様々な角度から投げられる質問(直球、カーブ、シュート等々)をすべて打ち返せるようになりましょう。空振り(思い違い)見逃し(沈黙)も避けなくてはなりません。そのために想定問答集を作りましょう。自分の手で書くことが大切です。部屋のドアを閉めて一人きりになり、声に出して練習しましょう。キャリアカウンセラーのいるハローワークなどで模擬面接をして貰うのもいい方法です。恥ずかしい?でも本番で恥ずかしい思いをするよりはずっと良いのではないでしょうか?

60. 可能性はゼロではない! 【就活おみくじ】

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 化学や物理学の世界ではこれまであり得ないと考えられていた予想が証明されたり発見されたりします。ノーベル賞はそんな常識破り、新しい発見をした人に与えられます。ノーベル賞級ではないけれど不可能を可能にした人達もたくさんいます。起業家や技術者、冒険家などです。ここではそういった社会にとっての偉業ではなく、個人レベルに目を向けてみましょう。
 自分にとっての不可能を可能にするということだって、すばらしい偉業です。例えば「苦手」と感じていることを克服することがあなたの可能性を大きく広げます。自信がつくともっと前に進みたくなります。一方でネガティブな暗示を自分にかけてしまい、努力することを初めから無駄だと信じてしまう人もいます。「無駄なエネルギーを使うのは損だ、時間の無駄だ」と、不思議な経済理論を持ち出してきます。

 注ぎ込んだ時間や努力に対する見返りが少ないからしない、というのは論理的な考え方ですが真に正しい考え方ではありません。未来に起きることは誰にもわかりません。それでも多くの人が努力しています。自分に投資しています。それはそれですばらしいことです。ただ、その投資の仕方が中途半端では高い目標にたどり着けません。目標に早く近づくためにはエネルギーを分散しない方が良いのです。「集中!」です。

 サラリーマンや主婦をしながら小説家になりたいと考える人は多いのですが、なれる人は殆どいません。思ったことを書いていくのは簡単そうに見えますが実はたいへんなエネルギーが必要です。創作とはそういうものです。作家を夢見る人はよく「書きたいアイデアは一杯あるのだけど書く時間がない」と言いますが、それは言い訳にすぎません。筆を取る前にあれを片付けなきゃ、とかあのイベントにはやっぱり行っておこう、などと考えることは大切な自分の資源を、時間を、分散させて肝心の目的のために充てようとしていないことなのです。(これは自戒の念をこめての言葉です。)
 なにか手ごたえを掴めるまでは「集中!」です。「あれ、何かわかってきた感じ」、そんな感触を得られるまで頑張りましょう。わずかな手がかりでも構いません。「今までとちょっと変わってきた」一か所に穴を開ければそこから先が、可能性が見えてくるはずです。集中突破を!

26 ひよっこのキャリア&ライフ 最終週 グッバイ、ナミダクン

 キャリアカウンセラーの観点でNHKの朝ドラ「ひよっこ」についてブログを書いています。ドラマを通じて「はたらくこと」について考え、投稿しています。昨日でとうとう「ひよっこ」が最終回となりました。

 おめでとう!みね子と秀は遂に婚姻届けに印鑑を押し、省吾と愛子さんもスピード入籍、三男はさおりに将来を約束、早苗さんは憧れの人と海外移住。寿ラッシュです。この最終週では「職場結婚」について書きます。
 データを調べてみたところ、平成27年に職場結婚(顧客・取引先も含む)した夫婦は29.1%でした(国立社会保障・人口問題研究所が平成28年9月に発表)。それより1%多くて第一位だったのが「友人・兄弟姉妹を通じて」の結婚(30.9%)でした。以前は職場結婚が多くて平成4年には35.0%、友人等を通じては第二位ですが約13%も少ない22.3%でした。約20年前、結婚のきっかけの3分の1以上は職場でした。これより古いデータが見つからなかったのですが、職場結婚は昭和ではもっと多かったはずです。

 職場結婚も知人を通じての結婚も恋愛結婚です。調べてみると昭和35年から39年にかけてはお見合い結婚が49.8%、恋愛結婚が41.1%。お見合い結婚が多数派でした。それが平成22年から26年にかけてはお見合い結婚がわずか5.3%、恋愛結婚が87.9%と大きく比率を変えています。約50年の間にお見合い結婚は9分の1にまで減りました。結婚も就職も自己選択・自己責任で、ということでしょう。
 「ひよっこ」では島谷純一郎が故郷に帰ってお見合い結婚しましたが、みね子、三男、愛子も早苗もそれに乙女寮の仲間の夏井優子も恋愛結婚ですから1組対5組で恋愛結婚が多数派です。「ひよっこ」の登場人物は時代の先端を行っていたようです。
 みね子が結婚した昭和40年代は前回書いたように週6日勤務が一般的で、今よりも職場で長い時間を過ごします。長時間労働によりデートの時間を確保しにくいだけでなく、職場以外で異性に出会う機会が少なかったのです。因みに平成21年の年間の総実労働時間は一人平均1777時間でしたが、昭和40年は2312時間でしたから44年前は1.3倍も就労時間が多かったのです(厚生労働省のデータ)。この状況では職場や取引先が出会いの場になるのもごく自然なことですね。

 現代では知人を通じての他に「学校で」が11.7%、「旅先や街中で」が5.7%でした。それ以外に数値としては不明ですがネットやSNSを通じて知り合って、という出会いも増えてきました。私の知人にも何組かいます。労働時間が減少する中で男女の出会いの場が職場からそれ以外へ移り、出会いの場の多様化が進んでいます。将来はどうなっていくのでしょうか?すでにITを使った婚活サービス会社は多くありますがこれらは登録式です。
 そのうちに人工知能による未婚者の掘起こしと出会いの場作りが極秘の政策として推進されるかもしれません。本人が気づかないうちにネットの情報で出会いの場へ誘導され、AIの想定通りに異性と出会う、なんてSFではなくなるかも。何しろ誰がどこにいつ出かけるのか、何をよく買うのかというデータはSNSとGPSでご本人が大量に拡散していますから。

先週のあらすじはこちら。
http://www.nhk.or.jp/hiyokko/story/26/
プロフィール
ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

マニー

Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

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