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76. 来年になったら、こっから先にも行げるんだ 【就活おみくじ】

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 東日本大震災から七年が過ぎました。先日石巻と気仙沼を訪れ被災した方たちのお話を聞く機会がありました。今もまだ仮設住宅に住んで復興団地への入居を待っている人もいました。復興団地に移ったけれどもお隣が誰かもわからず寂しい、と話す人もいました。三陸海岸に沿って歩くと護岸工事や造成地が多く目につきます。それでも少しずつ街は変わっています。仮設の屋台村に出店していたマスターは昨秋新しい商店街で営業を再開しました。大型ショッピングモールの中にいると被災地にいることを忘れてしまいそうになります。 
 「来年になったら、こっから先にも行げるんだ」。このセリフは、2013年のNHKのテレビドラマ「あまちゃん」の最終回に主人公が最後につぶやく言葉です。「あまちゃん」の舞台は岩手県の海沿いの町で、震災のシーンも描かれています。破壊された北三陸鉄道が一部だけ開通します。その先はまだ復旧していないトンネルの前でアキは言います。「んだ、明日も明後日も来年もある・・・今はここまでだげど来年になったら、こっから先にも行げるんだ」
 福島の廃炉はまだ何十年もかかる作業です。廃炉事業を一生の仕事にする人もいるでしょう。世の中にはとても時間のかかる仕事があります。就活が思うようにいかず悩んでいる人もいるかと思います。或いはとても高い目標を掲げて道のりの遠さに心が折れそうになる人もいるでしょう。それでも前に向かって進んでいる限り、目標までの距離は縮まります。ここまで来られたからこの先もまだ行けるんじゃないか、その実感が大事です。周りの進み具合に惑わされず、毎日、毎時間を大切に過ごしましょう。あきらめずに歩いていけば時間がかかっても必ずゴールに着きます。到達の日までをいかに過ごすかはあなた次第です。

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75. 何が違うの? 【就活おみくじ】

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 水口琢磨はスカウトマンです。田舎町にやってきて密かにアイドル探しをしています。地元で可愛いと評判の高校生ユイはアイドルになることを夢見ています。ユイがその思いを打ち明けた時の水口の言葉が印象的です。2013年のNHKのテレビドラマ「あまちゃん」の中のセリフです。「ちょっと痛い女の子」とは私の解釈では「明確な目標として意識するほどの覚悟も努力もしないが、偶然の幸運によって希望が叶ったらいいなぁ位の、つまり中途半端な生き方に甘んじている子」です。
 以前小学生に将来の夢を尋ねたら、男の子はスポーツ選手、女の子はディズニーランドのキャストが多かったのですが、歌手やアイドルと答えた子もいました。「あまちゃん」のヒロイン能年玲奈さん(現在の芸名は”のん”さん)は約二千人の中からオーディションで選ばれました。アイドル界はとても厳しい競争社会です。選ばれる側はもちろんですが選ぶ側も大変です。短時間のオーディションで応募者の魅力を見極めなくてはなりません。要するに「何が違うのか」が重視されます。就職活動の面接でも同じ局面があります。
 新卒採用の場合、人気企業への応募者はとても多いので勝ち抜くためには他の応募者と自分は何が違うのかをはっきり、わかりやすくアピールする必要があります。「あこがれの仕事です」などと言ってもアピールにはなりません。ここ(一次面接から三次面接まで)にたどり着くまでの長い間に自分がどんな経験を積んできたか、他の人にはないどんな能力があるのかを「裏付け」と共に「具体的に」伝える必要があります。さらにその上で「やる気あります!」とアピールしましょう。

74.  場所じゃなくて人なんじゃない? 【就活おみくじ】

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(2015年4月18日に投稿した「あまちゃんに学ぶキャリア&ライフ」の【第2週:「おら、東京さ帰りたくねぇ」】からの抜粋です。一部編集しています。)
 ちょっとややこしいですが、主人公アキの友人の兄・ヒロシにアキの母親・春子が言った言葉です。ヒロシは東京で就職しましたがすぐに戻ってきて挫折感を背負っています。この台詞はヒロシに向かって言いながら実は春子自身への問いかけです。 春子も若い頃歌手になりたくて家出しますが夢はかないませんでした。セリフの全文はこうでした。

 「田舎がイヤで飛び出したヤツって、東京行ってもダメだよね。逆に田舎が好きな人って、東京行ったら行ったで案外うまくやれんのよ、きっと。結局、場所じゃなくて、人なんじゃないかなって、最近思う」
 
 キャリアカウンセラーに相談に来る人の中で「〇〇は嫌だからそれ以外の仕事を探したい」と言う人がいます。嫌な理由を尋ねると「自分は人と話すのが苦手だから」とか「新規開拓の営業はキツそうだからルートセールスだけやりたい」とか「販売職は土日も出勤だから事務の仕事がしたい」など色々です。共通しているのは「アレはイヤだ」と言うネガティブ思考がはじめにあって、嫌なことは避ける消去法的な選択であることです。その仕事を経験したからこそ嫌だと言う人もいますし経験はないが大変そうだから嫌だと言う人もいます。毎日長時間働かされて嫌になる場合などもあり、会社側に問題があることも多いですが、辛い経験をしたからとかしそうだからこれは嫌だ、と言い、それ以外なら何でもいい、と言う人もいます。

 仕事の種類は何百とあるので、嫌なあの仕事以外で、と言う人は「私は仕事を自分で選べません」と言っているのと同じです。仕事は辛い部分と楽しい部分がいつもセットになっています。辛い部分に注目して「少しでも楽な仕事を探す」よりは「自分にとってこの楽しさがあれば我慢できる仕事を探す」方が長続きします。辛いことが仕事の中にあるのは当然と考え、楽しい部分に注目して仕事を選ぶ方がポジティブな選択方法です。
 
プロフィール
ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

マニー

Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

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