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99. ファイト! 【就活おみくじ】

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「ファイト! 戦う君のことを戦わないやつらが笑うだろう」 

 中島みゆきの「ファイト!」という曲の一部です。中島みゆきが深夜放送に出演していた昔、中卒で働いている女性から届いた手紙が作曲のきっかけだったそうです。「私は中卒なので事務の仕事をさせてもらえません、工場でしか働かせてもらえません」というような投稿だったようです。職場で殴られる少年の悔しさを綴った部分もあります。この歌詞に続いて歌われるのは

「ファイト! 冷たい水の中を 震えながら 昇ってゆけ」

です。川を上る、というと昇進や勝ち上がるイメージ(鯉のぼりは子供への親の願いが形になったものと言われています)もありますが、この歌では周りの圧力に逆らって進め、というメッセージです。中島みゆきは北海道育ちです。北海道の多くの川には鮭が遡上しますから傷だらけになって川を泳ぐ鮭の中に「戦っている者」を見たのでしょう。
 他にも「ファイト!」にはこんな歌詞があります。

「ああ 小魚たちの群れきらきらと 海の中の国境を越えてあきらめという名の鎖を 身をよじってほどいていく」
「光っているのは傷ついて はがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の中に身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね」

全ての歌詞をここに載せることはできませんがとても素晴らしい詩です。是非ネットで「歌詞 中島みゆき ファイト」で調べてみて下さい。中島みゆきには無名の人、日陰の人、弱い人や傷ついた人へ向けたメッセージを含んだ歌が多くあります。時には優しく、時には勇気づけるように歌っています。「誕生」、「時代」、「地上の星」などが代表的です。

 そして最後の歌詞は再び
「ファイト! 冷たい水の中を 震えながら昇ってゆけ」
です。この「ファイト!」の掛け声が、とても優しいのが印象的です。通常「ファイト!」の掛け声は怒鳴るような口調になるものです。あの有名な栄養ドリンクのCMで「ファイト!一発!」と叫ぶ俳優と比べると中島みゆきの「ファイト!」の声はちょっと気の抜けたような、でも暖かみがある声です。
 誰でも生きていると色々と理不尽な状況に出会います。傷つき、恥ずかしさを感じ、時に絶望することもあります。抱く感情は「怒り」「悲しみ」「恐れ」など様々です。中島みゆきは日々辛い思いをしている人たちへの応援歌を数多く送り出しています。

 私も中島みゆきに見習って就活する人、働く人への応援メッセージとしてこれまで綴ってきました。「就活おみくじ」は今回で第99番目となりました。「就活おみくじ」は取り敢えずの一区切りをつけますが、今後もキャリアカウンセラーとしての発信をブログでしてゆきたいと思います。これまでのご愛読に感謝申し上げますとともに今後とも応援いただけますようお願いいたします。ファイト!!
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98. 幼い頃の夢 【就活おみくじ】

スライド98

 中島みゆきの「最後の女神」はニュース番組のエンディングテーマに使われていました。その歌詞を読んでとてもいいなと思ったのが「幼いころに見た夢を思い出してみないか?」です。転職の安定性が高いのは直前までしていた仕事(一番最後に見た夢)ですが、それが難しい場合にはどうするのが良いでしょうか?昔好きだった事を仕事にするなんてそう簡単にはいかない、と誰でも思うでしょう。でも少しだけ観点を変えることで昔よくやっていたことと新しい仕事とを結びつけることはできます。就活でお勧めしているのは過去の仕事の棚卸しですが、おおくくりな職種単位ではなく、細かな作業単位のレベルで行う、或いはもっと昔に遡って好きだったことを思い出すと意外な発見があるはずです。
 先日参加したキャリアカウンセラー仲間の読書会で楠木新氏の「定年準備」が取り上げられました。誰でもやがて定年を迎えますから定年は働く全ての人の重大な関心事です。大企業から中小企業まで殆どの企業が定年を設定しています。ネットで調べてみたところ国によって定年制は異なっているようでした。欧州ではフランスとドイツは日本と同じ65歳ですが英国では2010年に法律が改正され定年制が禁止になりました。アメリカやオーストラリアでも定年制を禁じています。日本の定年制が65歳になったのはつい最近の2013年です。それも2025年までに義務化する条件付きで現状ではほとんどの会社が60歳定年は変えずに65歳までは再雇用するとしています。実は60歳定年もそれほど古い話ではなく1994年からのことでそれ以前は55歳でした。
 定年制の引き上げの背景には平均寿命の急速な伸長があります。会社としては長く居続けられると生産性が落ちるので本音としては早く退職して貰いたい、でも法律で決まっているからできない。そこで時々行われるのが早期退職制度です。
 
 定年にしろ早期退職にしろいずれは会社を去る時がきます。一方で人生100年時代と言われるようになってきていますから定年後にセカンドキャリアを探す必要がでてきます。セカンドキャリアに何を選ぶか、は悩ましい問題です。理想的にはこれまでと同じ内容の仕事を別の場所で同程度の収入で続けることがベストですが、シニアの労働市場は残念ながらニーズとサプライのアンマッチが顕著です。 
 私は早期退職を余儀なくされ、求職活動中に将来像が全く描けずに落ち込んだ時期がありました。約半年間、前職の延長で就活をしましたが全くうまくいきませんでした。それがちょっとしたことがきっかけでキャリアカウンセラーとなり今に至っています。自分がカウンセラーに向いているかも知れない、と思ったのは小学生の頃の記憶が根拠でした。同じクラスに転校生が入ってくると自分から話しかけることが多かった事を思い出しました。見知らぬ人に対する好奇心が強かったのでしょう。こじつけっぽく聞こえるかも知れませんが、知らない人への好奇心(幼い頃に見た夢)と現在の仕事に繋がりを感じています。 

プロフィール
ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

マニー

Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

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