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46. 言葉は刃物 【就活おみくじ】

スライド46

 面接で自分の強みを説明する。履歴書に志望動機を書く。口頭にしろ文書にしろ自分の思いを採用担当者に伝える時に必要なのは「言葉」です。就職支援セミナーでは面接の練習を充分にしておくことを勧めています。本番になると意外と自分の思っていることをうまく伝えられず、面接が終って帰路に着く時、ああいえば良かった、失敗した、と悔やむことは誰にでもあります。採否の分かれ目となる面接。思いもよらない質問に頭の中が真っ白になり、でも黙ったままではいけないと話しはじめた内容が支離滅裂となることも。
 言葉。小学校から何年も国語を習ってきて誰でも使えるはずなのに使い方は人によって全く違います。その差って何でしょう?
 
 泉谷しげるさんの「春のからっ風」という曲に次のような歌詞があります。言葉がたりないばかりに/相手に自分を伝えられず/分かってくれない回りをうらみ/自分は正しいと逃げ出す

 以前石巻市でお会いした石巻日日新聞の武内宏之氏はこのような事を言っています。「私たちは被災地の新聞社としてどう関わるのかを考えています。(中略)みんな心に傷を負っている。いい言葉は心のビタミンになるんです」(遠藤宏之「三陸たびガイド」株式会社マイナビP115)

 言葉が刃物のように人を傷つけることもあります。原発事故で避難した人達の6割が避難先でいじめにあったと答えています。子供だけでなく大人にもいじめがあったようです。「なんで福島に帰らないの?いつまで埼玉にいるの?」「いくらぐらい賠償金を貰えるの?」(朝日新聞 2017年2月26日朝刊)

 摩擦が起こるのを避けるためになるべく喋らないという考え方もあるでしょう。でも喋らないでいるとストレスが溜まっていきます。徒然草の作者吉田兼好が「おぼしきこと言は(わ)ぬは腹ふくるるわざ」と書いています。七百年前も今も思っていることは口にした方が良いようです。兼好法師のような文筆の達人になれないとしても、どうしたら言葉を思い通りに使えるようになるでしょうか。多くの本を読んで、ドラマを見て、今度使ってみよう、と記憶にとどめ、失敗しながらでも実際に使ってみるしかない、と私は思います。
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Re: こんばんは

ブログへのコメントありがとうございます。

>人の人格の数だけ、言葉の使い方はありそうです。
その通りだと思います。つまり言葉の使い方がその人の個性です。
政治家が言葉で多くの人達の心を掴むのも、芸人が極端なもの言いで聴衆の笑いを取るのも、その人らしい個性の発揮です。
でも言葉巧みに話すことができないからといって個性がないわけではなく、口数が少ないのもやはり個性でありその人らしさでしょう。
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ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

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Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

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