FC2ブログ

50. 働くってどういうこと? 【就活おみくじ】

スライド50

 プロフェッショナルと呼ばれる人達は優れた能力を持つ、地位が高い、収入が多いなどのイメージがあります。そして仕事の成果が際立って素晴らしいと評価されます。では普通の人達はいい加減な仕事しかしないのでしょうか。プロは自分の持ち時間の殆どを仕事に使い、時には自腹ででも必要な道具を買い特別な訓練を受けてさらに良い結果を出そうとします。さらに良いものを追求することが宿命であるかのように。ただその結果、心身のバランスを崩したり、家庭を顧みないなどのマイナス面が出る場合もあります。その点で普通の人達はむしろキャリア&ライフのバランス感が良いとも言えるでしょう。働き方は程々で良い、と思うことが直ちに「敗者」ではありません。むしろ常に一番でありたい、勝ち続けたい、と強く願うことは自分や周りを苦しませることもあります。

 「労働者の権利」とか「雇用契約」などという言葉さえなかった大昔から人は働いていました。だから働く事は本当は難しいことでも何でもないはずです。働くとは何か行動することで周りに動きや変化が起きて、その結果が他の人の為になる。自分とは違うことをやる人が色々いることで一つの共同体(社会)が成り立つ。その中でお互いを頼って生きてゆく。そういうシンプルな社会がとても複雑になってきたのは、この二百年くらいの間です。人類史二万年分の二百年とすればわずか1%の時間幅で大変化が起きました。この激変は資本主義経済と民主主義が社会の望ましい形だと多くの人が信じるようになったからだと、最近読んだ本に書いてありました。
 社会の発展の根本には「より良い未来」という言わば共同幻想があります。「過去よりもきっと未来は良くなる」という思想が定着したのが現代であり、見方によっては一種の過剰適応のような気もします。その意味ではプロフェッショナルも過剰適応する人達でしょう。或いはマスコミが「プロフェッショナル」という幻想を作り上げたためかもしれません。普通の人達は頂点を極めない代わりに「程々」を楽しむことができると思えばそれも悪くないかもしれませんね。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール
ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

マニー

Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

Counter
リンク
カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR