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7 ひよっこのキャリア&ライフ 第七週 椰子の実たちの夢

キャリアカウンセラーの観点でNHKの朝ドラ「ひよっこ」についてブログを書いています。今週のキーワードは「本気の度合い」です。以前の朝ドラ「あまちゃん」からの名言にも触れます。
先週のあらすじはこちら。
http://www.nhk.or.jp/hiyokko/story/07/

 時子は高校時代から女優になりたいと思っていました。東京に集団就職してすぐにテレビ局のオーディションを受けますが、がちがちに緊張して実力を出せずに落ちてしまいます。親友のみね子は時子を元気づけようとし、時子はなぜ女優になりたいのかについて語ります。つらいことがたくさんある人も映画を見れば嫌なことも心配な事も忘れてしまえる、女優にはそれができるから、と言います。人を幸せにしたいと言う時子をみね子は素敵だと思います。一方で時子は「星の数ほど私みだいな女の子はいて、その中の一人なんだなって・・・」と弱気を見せます。それを聞いて同級生の三男は「女優なんか諦めて俺の嫁さんになれ」、と突然言います。絶対やだね、と言い返す時子に三男が続けて言います。
「だったらなってみろよ、泣き言言ってねえでよ!」

 特定の仕事に強いあこがれを持っている人は、自分の実力とはまったく関係なくかっこよく働いている将来の自分の姿を心に描きます。それは時に「夢」という言葉で表現されます。精神病理学的にはそういう傾向を持つ人は分裂症に多いと言われています。自分のこれまでの経験や能力の延長線上に自分の未来を予想するのではなく、現在の自分とは全く脈絡のない、飛躍した未来を思い描くことがしばしばあるそうです。もちろん未来の自分の姿を想像して楽しむのを咎める必要はないし、そうするのは全く自由ですが周りから見ると「何考えてるんだ、この人?」と思われがちです。

 同じNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」には時子と似ている女の子が登場していました。主人公アキの友人、ゆいは岩手県の小さな町に住んでいますがアイドルになる夢を持っていました。そこに東京からきたスカウトマン(水口)がやってきたのを知り自分の思いを打ち明けます。その時、水口がこう言います。
 「そこらにいる、普通にそこそこ可愛くて、アイドルになりたーいなんて夢見てる、ちょっとイタイ女の子と、何が違うのか、知りたいけどね」

 三男の「だったらなってみろよ、泣き言言ってねえでよ!」と水口のこの言葉には共通のメッセージが含まれています。「本気なのか、口先だけなのか?」です。あなたが会社で面接を受ける時に、会社が一番知りたいのはこの「本気度」です。言い換えれば「やる気」や「意欲」がどれだけあるのかです。仕事に就くということはある意味その仕事を成功させるためのチャンスを貰うことでもあります。会社は本気の人にこそチャンスを与えたい、と思っていますから、面接で応募者の思いを見抜こうとします。それを見抜けずにいい加減な気持ちで応募した人を採用してしまうと後で会社が損失を受ける可能性があるからです。リスクはなるべく早いうちに取り除く。当たり前と言えば当たり前でしょう。

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ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

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Author:マニー
今西穂高
埼玉県在住

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