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26 ひよっこのキャリア&ライフ 最終週 グッバイ、ナミダクン

 キャリアカウンセラーの観点でNHKの朝ドラ「ひよっこ」についてブログを書いています。ドラマを通じて「はたらくこと」について考え、投稿しています。昨日でとうとう「ひよっこ」が最終回となりました。

 おめでとう!みね子と秀は遂に婚姻届けに印鑑を押し、省吾と愛子さんもスピード入籍、三男はさおりに将来を約束、早苗さんは憧れの人と海外移住。寿ラッシュです。この最終週では「職場結婚」について書きます。
 データを調べてみたところ、平成27年に職場結婚(顧客・取引先も含む)した夫婦は29.1%でした(国立社会保障・人口問題研究所が平成28年9月に発表)。それより1%多くて第一位だったのが「友人・兄弟姉妹を通じて」の結婚(30.9%)でした。以前は職場結婚が多くて平成4年には35.0%、友人等を通じては第二位ですが約13%も少ない22.3%でした。約20年前、結婚のきっかけの3分の1以上は職場でした。これより古いデータが見つからなかったのですが、職場結婚は昭和ではもっと多かったはずです。

 職場結婚も知人を通じての結婚も恋愛結婚です。調べてみると昭和35年から39年にかけてはお見合い結婚が49.8%、恋愛結婚が41.1%。お見合い結婚が多数派でした。それが平成22年から26年にかけてはお見合い結婚がわずか5.3%、恋愛結婚が87.9%と大きく比率を変えています。約50年の間にお見合い結婚は9分の1にまで減りました。結婚も就職も自己選択・自己責任で、ということでしょう。
 「ひよっこ」では島谷純一郎が故郷に帰ってお見合い結婚しましたが、みね子、三男、愛子も早苗もそれに乙女寮の仲間の夏井優子も恋愛結婚ですから1組対5組で恋愛結婚が多数派です。「ひよっこ」の登場人物は時代の先端を行っていたようです。
 みね子が結婚した昭和40年代は前回書いたように週6日勤務が一般的で、今よりも職場で長い時間を過ごします。長時間労働によりデートの時間を確保しにくいだけでなく、職場以外で異性に出会う機会が少なかったのです。因みに平成21年の年間の総実労働時間は一人平均1777時間でしたが、昭和40年は2312時間でしたから44年前は1.3倍も就労時間が多かったのです(厚生労働省のデータ)。この状況では職場や取引先が出会いの場になるのもごく自然なことですね。

 現代では知人を通じての他に「学校で」が11.7%、「旅先や街中で」が5.7%でした。それ以外に数値としては不明ですがネットやSNSを通じて知り合って、という出会いも増えてきました。私の知人にも何組かいます。労働時間が減少する中で男女の出会いの場が職場からそれ以外へ移り、出会いの場の多様化が進んでいます。将来はどうなっていくのでしょうか?すでにITを使った婚活サービス会社は多くありますがこれらは登録式です。
 そのうちに人工知能による未婚者の掘起こしと出会いの場作りが極秘の政策として推進されるかもしれません。本人が気づかないうちにネットの情報で出会いの場へ誘導され、AIの想定通りに異性と出会う、なんてSFではなくなるかも。何しろ誰がどこにいつ出かけるのか、何をよく買うのかというデータはSNSとGPSでご本人が大量に拡散していますから。

先週のあらすじはこちら。
http://www.nhk.or.jp/hiyokko/story/26/
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