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83. たかが5年で気が済むなら最初っから行ぐな 【就活おみくじ】

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 2013年のNHKのテレビドラマ「あまちゃん」から、天野夏が娘の春子を叱った時のセリフです。春子は歌手になるために18歳で家出して上京しました。5年過ぎてもデビューの目が出ない春子は夏に電話します。荷造りまでして。「私も23だしそっちで役場でもつとめてお見合いでもしようかなと」夏は春子に冷たく言います。「周りさ迷惑かけで出てったんだ、みんなの善意を踏みにじって」親子の縁を切って出ていった春子に更に厳しい言葉を投げつけます。「たかが5年で気が済むなら最初っから行ぐな・・・なにが役場さ勤めで見合いだ。この恥知らずが」怒りに任せて出た言葉だったかもしれません。夢破れた子供に向ける言葉としては酷過ぎるかもしれません。
 この後春子は東京で結婚し専業主婦となります。夏の言葉で発奮して歌手デビュー、とはなりませんでした。ただしシナリオ的にはこの場面は重要で、主人公アキのアイドルデビューの伏線になっています。春子の娘アキが芸能事務所をクビになり北三陸に戻りたい、と泣き言を行った時、春子は自分の過去を思い出します。そしてアキに「帰ってきたらママと一緒だよ。(中略)消したい過去を引きずって生きるの、しんどいよ」と言います。春子にとって夏の言葉は一生忘れられない重いものでした。
 夏が言いたかったのは「覚悟をして出ていった以上、甘ったれるな」という事です。春子がアキに言いたかったのは「中途半端なことをすると一生後悔する」という事です。成功するまで諦めない、はけれども絶対的なルールではありません。何度もチャレンジして上手くいかない時は目標かやり方を変える、という柔軟性はあってよいでしょう。人生への向き合い方は人それぞれ、時と場合それぞれです。
 夏が怒ったのは「役場でも」とか「お見合いでも」の言葉でした。「○○でもして」という我が子の言葉に潜む「人生との向き合い方の中途半端さ」を感じたからでしょう。あなたは自分の人生にしっかりと向き合っていますか?
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ようこそいらっしゃいました。 キャリアカウンセラーのマニーです。 このサイトでは主に「働くこと」について色々な観点から考えたいと思います。ご意見お待ちしています。

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